エルフェンリート考察第3回

さて、#8までで大体の内容が分かってきましたので、考察を始めたいと思います。
今回はにゅうのベクター覚醒のあらすじ。
#8でにゅうは頭から角が生えていると言うだけで苛められていた。
酷いモノです。だが所詮小学生。やることが阿呆。
そこである少女が、相談に乗ってあげるからとにゅうに言った。
そう言われると人であってもそうではないにゅうでも信用するものです。


そこからにゅうの悲劇とコウタの悲劇の幕開け。
その少女は何を考えたのか、いじめっ子らに犬のいる場所を教えてしまった。
そしていじめっ子らはつるんでその犬を撲殺し始めた。
撲殺したのを見ると、その場で普通に見ていた。
何だ、こいつらと思うほどであった。


―――そこからだ。


そこからにゅうが怒って、虐殺。一方的な虐殺。
多分、いじめっ子たちは当然の事、巻き込まれた少女も死んでしまったのだろう。
―――閑話休題
ベクター覚醒のトリガーとなるのはディクロニウスの意思で決まると言う事。
一度、それで発動してしまえば自分の意思で呼び出せる。出す事が出来る。
そこで#1の様な事が出来るようになっていく。
血まみれの死骸。あたり一面の血の海。ブラッドシー。
前にも言ったが、ベクターは不可視。
人間には見えない。そしてそれに触れると独自のウィルスに感染し『キャリア』となってしまうが
大半はベクターに触れられた瞬間、殺されるケースが多い。
あくまでも触りどころにもよるだろう。人の頭だと、血管をずらされて逝く。
切断すらも出来てしまう。
コウタの家族が殺されたのはそれであろう。
そしてそれ以降は次回の#9「追憶」で更に分かっていくだろう……。